【男性は乳液いらない?】化粧水だけでなく乳液も必要な2つのポイント

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乳液いる?いらない?4割のメンズが化粧水だけですませない理由
なほ

乳液って男性にはいらないのでしょうか?

スキンケアを始めると気になるのが乳液の必要性

「メンズは化粧水だけで十分」「そもそもスキンケアも必要ない」そんな意見もあり、乳液ケアをするか悩む男性も多いのではないでしょうか。

まず結論から言うと、乳液はメンズにも必要なスキンケアです。

ハダミス

乳液を適切に使わないと、乾燥を防ぎきれずに肌トラブルの原因になってしまいます。

この記事では、男性に向けて「乳液の効果」「注意点(デメリット)」をイラストを交えてわかりやすく解説しました。

記事を読めば乳液のことが正しくわかって、適切な保湿ケアで肌トラブルを防げるようになります。

さっそく本文をチェックして、美肌への第1歩を踏み出しましょう♪

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ハダミス

年間30種以上の化粧品をためす「メンズコスメ」の専門家。スキンケアマイスター・美容薬学検定1級などの資格を持つ。プロフィール詳細

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いらない?男性にも乳液が必要な2つの理由

男性にも乳液がいるわけ

冒頭でも言ったように、男性だから乳液がいらないというのはまちがいです。

メンズにも乳液が必要な理由は2つあります。

男性にも乳液がいる理由
  1. 乳液と化粧水は役割が違う
  2. オイリーな男性も洗顔後は乾燥しやすい

それぞれくわしく見ていきましょう。

1.化粧水だけでは乾燥を防ぎきれない

化粧水と乳液の役割の違い

まず乳液と化粧水では、役割(効果)に違いがあります。

以下に「乳液・化粧水・クリーム」の3つの違いを、かんたんにまとめました。

<乳液>

乳液のボトル
  • 乾燥を防ぐ
  • 油分をふくむ
  • 水分の蒸発を防ぐ「フタ」の役割

<化粧水>

化粧水の容器
  • 乾燥を防ぐ
  • 油分はほぼふくまない
  • 水分と保湿成分をあたえる

<クリーム>

クリームの容器
  • 役割は乳液と同じ
  • 半固形
  • 乳液よりも油分が多い

「乳液」と「クリーム」は同じ役割ですね。

どちらか一方だけ使えばOKですが、皮脂の多い男性には乳液の方が使いやすいでしょう。

そして乳液と化粧水では、乾燥を防ぐという「目的」は同じですが役割が違います。

ハダミス

かんたんに言うと、化粧水は「重り」で乳液は「フタ」だよ。

化粧水と乳液の役割の違い
化粧水は水分を引っ張る重り・乳液はフタ

肌を乾燥からまもるために、化粧水と乳液が力をあわせて頑張っているわけですね。

それぞれ入っている成分が違うため「化粧水だけ・乳液(クリーム)だけ」ではスキンケアが不十分になります。

乳液とは肌から水分を逃さないためのフタ。化粧水に入っていない油分を補う

化粧水の「必要性」や「使い方」は、以下の記事で解説しています。

オールインワンジェルだと乳液がいらない?

オールインワンジェルの役割・効果

オールインワンジェルとは、その名の通り1本でスキンケアがOKという化粧品。

「化粧水」と「乳液」の特性もふくむものが多いので、たしかにオールインワンジェルなら乳液は必要ありません。

なほ

1本ですむなら、みんなオールインワンを使えばいいですよね?

ハダミス

ただし、オールインワンジェルも万能というわけではないんだ。

本来なら分けるべきスキンケアを1つにまとめているため、オールインワンジェルには以下のようなデメリットもあります。

  • 保湿力が低くなりがち
  • 1つ1つの効果が中途半端になりやすい
  • 肌の調子やシーズンにあわせた使いわけがしづらい

肌悩みが深刻な男性の場合は、基本的には「化粧水」と「乳液」を分けて使いたいですね。

しかし、肌悩みがない人や2本でのケアがむずかしい男性にはオールインワンジェルもありでしょう。

使いやすいオールインワンジェルは「すべて3,000円以下:メンズオールインワンジェルおすすめ5選」で紹介しているので参考にしてみてください。

オールインワンジェルは1本でOKなアイテム。便利だがデメリットもあり

2.脂性肌のメンズも「洗顔」で乾燥する

洗顔10分後にはメンズの肌も乾燥してカラカラ
なほ

でも乾燥を防ぐためのスキンケアなら、オイリーな男性には乳液はいらないんですよね?

ハダミス

これが面白いポイントで、実は脂性肌のメンズでも乳液が必要なんだ。

オイリー肌の男性でも、洗顔の後はグッと乾燥しやすくなります。

洗顔することで、汚れだけでなく「必要な皮脂」や「保湿成分」もいっしょに流れてしまうからです。

肌に存在する3つの保湿成分(皮脂・NMF・細胞間脂質)
イメージ図
洗顔による保湿成分への影響
イメージ図

「皮脂」や「保湿成分」は、いわば肌を守るバリアです。

洗顔後はそのバリアが弱くなってしまうため、放っておくと肌からドンドン水分が失われてしまうんですね。

以下は実際の「洗顔後の水分量の変化」です。

洗顔後の肌水分量の推移
ハダミス調べ

洗顔から10分後には、肌の水分量が半分近くまで下がっていることがわかります。

なほ

普段はオイリーな男性でも、洗顔した後は乾燥しやすくなるんですね。

さらに、乾燥すると肌はバリア機能をまもるためにたくさんの皮脂を分泌するケースも。

インナードライと皮脂の関係

ただでさえオイリーな男性だと、皮脂が増えすぎてしまう原因にもなるんですね。

皮脂は悪者ではありませんが、増えすぎは数々の肌トラブルを招いてしまいます。

  • ニキビ・肌荒れ
  • 毛穴目立ち
  • テカリ・ベタつき

などなど他にもたくさん……

洗顔による乾燥を防いで、上記のようなトラブルから肌を守るために。

脂性肌のメンズにおいても、乳液・化粧水による保湿ケアは必須だといえるでしょう。

オイリーな男性も洗顔の後は「乳液 & 化粧水」でスキンケアしよう

ただしスキンケア初心者は化粧水だけではじめてみてもOK

まずは化粧水1本だけ、慣れたら乳液と2本で。

乳液が必要なスキンケアなのはまちがいありません。

しかし、スキンケア初心者の場合は化粧水だけでスタートしてみるのもOKです。

2本使いは効果的ですが、その分「手間」も「お金」もかかってしまいます。

なほ

たしかに、いきなり「あれもこれも」がんばると挫折してしまうメンズもいますよね。

  • お金に余裕がない学生
  • めんどくさいのが苦手で続ける自信がない人
  • 乾燥があまりひどくない男性

上記のような人はまずは化粧水1本で始めてみる。

そしてスキンケアにすこし慣れて余裕が出てきたら乳液も使う。というステップでもいいと思います。

ハダミス

スキンケアは小さいことでも始めてみること。そして無理なく続けることが重要だからね。

スキンケア初心者は、まずは化粧水だけで始めてみてもOK。ただし余裕ができしだい乳液も使おう

学生向けのスキンケアについては、以下の記事でくわしくまとめています。

乳液を使わない派のメンズは約6割

メンズの乳液の使用率に関するアンケート結果まとめ

必要性を理解できたところで、どれくらいの男性が乳液ケアをしているのかも見ていきましょう。

2022年に当サイト「ハダミス」が行なったアンケート調査では、60%の男性『乳液を使わない』と答えました。

男性の乳液の使用率に関するアンケート結果

使う派のメンズは40%で、その内の17%は「たまに使う」という回答でした。

日常的に乳液でスキンケアできている男性はまだすくないようですね。

乳液を使わない派の意見では「必要性を感じない」というほかに以下のような理由も目立ちました。

  • 乳液の効果をよく知らない
  • ベタベタして苦手
  • 使い方がわからない
  • 選び方がよくわからない
  • 化粧水だけの方が肌の調子がいい

乳液の必要性は感じつつも、なにかしらのハードルがあって使えない・続けられない男性も多いようです。

ハダミス

たしかにぼくも若いころは、使い方がわからなかったり、ベタベタになった経験があるな……。

なほ

「化粧水だけの方が調子がいい」という意見もすごく気になりますね。

ここからは、乳液を使う上で知っておくべき注意点もチェックしていきましょう。

乳液ケアできている男性は「40%」とすくなめ。必要性を感じつつ使えてないメンズも

乳液をやめたら調子がいい?逆効果になる2つのケース

乳液で失敗しないための選び方と使い方

「乳液をやめたら肌の調子が良くなった」

今回のアンケートでもそうでしたが、ネット上の一部でも似た意見を見かけます。

  • 乳液をやめてニキビや肌荒れが減った
  • 毛穴目立ちが減った気がする
  • 乳液を使うとよりベタベタする

などなど。

この真相としては「乳液選び」「使い方」がまちがっている可能性が高いです。

なほ

乳液にもデメリットというか「注意点」があるんですね。

ハダミス

せっかく肌のためにスキンケアをするのに、逆効果になってしまわないためにチェックしておこう。

1.脂性肌・混合肌のメンズが「油分の多い乳液」を選んでいる

さっぱり使える乳液で始めよう

1つ目は乳液選びをまちがっているケースです。

もともと皮脂が多い「脂性肌・混合肌」の人が、油分が多い乳液を使ってしまうと肌トラブルの原因になります。

乾燥を防ぐために油分は必要ですが、皮脂とおなじで多すぎると逆効果になってしまうんですね。

過剰な油分で起きる肌トラブル
  • ニキビ・肌荒れ
  • 毛穴目立ち(開き・黒ずみ)
  • ベタベタ感・テカリ
  • 臭い
  • 赤み・かゆみ

オイリー肌の男性がこってりしたアイテムを使い続けると、「乳液をやめた方が肌の調子が良い」という現象が起きてもおかしくありません。

また乾燥しがちなメンズでも、夏などの暑い季節はさっぱりした乳液の方が良いケースもあります。

なほ

具体的には、どんな乳液がさっぱりしているのでしょうか?

ハダミス

全体的には「メンズメーカー」の出す乳液は、やはりさっぱり系が多いよ。

最近では、油分がすくなくサラッと使える乳液を「保湿液」という名前で売っているメーカーもあります。

メンズブランドでいえば「オルビスミスター」や「資生堂メン」がそうですね。(オルビスミスターはリニューアルによりクリームに変更しています)

さっぱり使えるオルビスミスターと資生堂メンの保湿液
どちらも油分は含まれているのに非常にさっぱり使える

「保湿液」と「乳液」に明確な分類があるわけではありません。しかし、1つの目安にしてみるのもいいかと思います。

また使用感については、どうしても使ってみないとわからない部分も大きいです。

気になる乳液があれば、実際に使用している人の「口コミ」や「レビュー」も参考にしてみるとより失敗がすくないでしょう。

皮脂が多い肌質のメンズは、油分のすくないさっぱり使える乳液を選ぼう

よりくわしい選び方は「コスパ良し!さっぱり使えるメンズ乳液おすすめ5選」で紹介しているので参考にしてみてください。

ベタベタしない乳液や、コスパの高くて使いやすいアイテムもピックアップしています。

2.乳液を塗りすぎ・使いすぎ

乳液の塗り方のコツ

乳液で失敗しやすいもう1つのポイントが塗り方

乳液には油分がふくまれる分、化粧水よりも使い方にはややコツが必要です。

単純につけ過ぎている人はもちろん「Tゾーン」や「Uゾーン」の塗り分けができていない人は、油分による肌トラブルが起きやすくなります。

乳液の使い方のポイント
  • 使うタイミングは1日2回・化粧水の後
  • 使用量は10円玉サイズが目安だが、ベタつくようなら量を減らす
  • 皮脂の多いTゾーン(鼻やおでこ・あご)はうすめに塗る
  • 皮脂のすくないUゾーン(目元や口のまわり・フェイスライン)をしっかりカバー
  • それでもベタつくならアイテムを見直す

上記の5つのポイントを意識して乳液を使ってみましょう。

よりくわしい乳液の使用方法は「3ステップでかんたん!メンズ乳液の使い方」でも解説しています。

乳液の塗り過ぎも肌トラブルの原因に。5つのポイントを意識しよう

【いらないは間違い】男性も乳液でばっちりスキンケアしよう♪

「いらない」ではなく必要。男性も乳液で肌を整えよう

以上「男性における乳液の必要性」について解説しました。

最後に大切なポイントをまとめます。

乳液の必要性まとめ
  1. 乳液とは乾燥をふせぐ「フタ」
  2. オイリーな男性にも乳液は必要
  3. 逆効果にならないためにアイテム選び・使い方を見直そう

保湿不足により、単純な乾燥だけでなくニキビや毛穴目立ち・テカリなどの原因にもなってしまいます。

スキンケア初心者は化粧水1本ではじめてみてもOKですが、なるべく早い段階で乳液ケアもとり入れてあげたいですね。

清潔感のある肌で毎日を明るく過ごせるように、ぜひ乳液を活用して乾燥による肌トラブルを防いでいきましょう♪

なほ

乳液やスキンケアについては、以下の記事も参考になるはずです。

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