【何度がベスト?】洗顔は32℃のぬるま湯で:お湯でも水でもない3つの理由

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32℃のぬるま湯洗顔がベストな理由

「毛穴が引きしまる気がするから冷たい水で」

「気持ちがいいから温かいお湯で洗ってる」

こんな感じで、洗顔の温度をなんとなく決めてしまっている人も多いかと思います。

しかし自己流の温度設定で洗顔を続けてしまうと、乾燥毛穴目立ちなど肌トラブルの原因にもなるので注意が必要です。

ハダミス

まず結論からいうと、洗顔は「32℃くらいのぬるま湯」がベストです。

この記事では、スキンケアや化粧品の資格も持つぼくが以下の3点についてくわしく解説しました。

記事を読めば、肌に負担のすくないベストな温度で洗顔ができるようになります。

正しい洗顔で肌をいたわって、美肌へまた1歩近づいちゃいましょう♪

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ハダミス

年間30種以上の化粧品をためす「メンズコスメ」の専門家。スキンケアマイスター・美容薬学検定1級などの資格を持つ。プロフィール詳細

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洗顔の温度は32℃のぬるま湯がベストな3つの理由

洗顔(予洗いやすすぎ)で使う水の温度が「32℃のぬるま湯」な理由は3つです。

32℃で洗顔する理由
  1. 皮脂をちょうど流しやすい温度
  2. 乾燥対策
  3. 顔の表面温度も「約32℃」

それでは1つずつ見ていくことにしましょう♪

1.32℃は不要な皮脂を流しやすい温度

皮脂汚れを落としやすい

まずは「皮脂」との関係です。

顔の皮脂が溶け出すのは「約30℃」だと言われています。つまりそれより低い温度で洗顔すると汚れた皮脂を十分落とすことができません

食器を洗う時をイメージするとわかりやすいですね。

油汚れのひどいお皿を冷たい水で洗おうとしても、たしかに油が固まってしまいうまく洗えません。

なほ

温度が低くなければいいなら、もっと熱くてもいいんじゃないでしょうか?

ハダミス

そう思うよね、でも熱すぎると肌へのダメージが心配になるんだ。

そうなんです、温度が高ければ何度でもOKというわけでもないんですね

2.乾燥対策にもピッタリ

実は、洗顔に使うお湯の温度が高いほど肌は乾燥してしまうんです。

これについては「ディセンシア(化粧品で有名なポーラ・オルビスのグループ会社)」の研究結果が参考になります。

※画像は左のグラフの方をご覧ください

ディセンシアによる洗顔に使う水温の研究データ
株式会社DECECIA「冬の肌と洗顔に関する調査」より引用

<水分蒸散量>25℃、36℃、42℃のお湯で洗顔をした時の水分蒸散量を調べたところ、お湯の温度が高くなると洗顔直後から水分蒸散量が高くなり、42℃では洗顔後時間が経過しても水分蒸散量が高いままでした。

「NEWS LETTER – ディセンシア」より引用

なほ

すいぶんじょうさんりょう……?

ハダミス

水蒸気となって肌から失われる水分量のことだね。

実験結果をかんたんにまとめると、以下のようになります。

  1. 温度が高いほど肌から水分が失われやすい
  2. 1番高い「42℃」では時間が経過しても失われっぱなしに

この理由としては1つ目で解説した「皮脂」の関係が大きいと考えられます。

そもそも皮脂というのは悪者ではありません。乾燥や色々な刺激から肌を守ってくれるボディーガードのような存在です。

たしかに酸化して古くなった皮脂は肌トラブルの原因になるので落とす必要があります。

しかし必要以上に落とすことで、大事なボディーガードを減らして肌の守りを弱めてしまうんですね。

というわけで洗顔は「温度が高ければ何度でもOK」というわけではないんです。

汚れに関するディセンシアの実験結果

そしてこちらは同じくディセンシアが行なった「肌の汚れ」に関する実験結果です。

※今度は画像の右側になります

ディセンシアによる洗顔に使う水温の研究データ
株式会社DECECIA「冬の肌と洗顔に関する調査」より引用

<汚れの落ち具合>同時に汚れの落ち具合の確認をしたところ、お湯の温度が高い方が汚れの落ち具合はよく、25℃では汚れが落ちにくい状態でした。

「NEWS LETTER – ディセンシア」より引用

やはり「25℃」という低い温度では、古い皮脂などの汚れがうまく落とせないというのがデータでも明らかになっています。

つまり「32℃のぬるま湯」という設定温度は、

  1. 酸化した皮脂など余分なよごれを落とす
  2. 乾燥や刺激から守る皮脂は落とし過ぎない

この2つの点を考えた時に、ちょうど良い絶妙な温度なわけですね♪

3.顔の表面温度も同じ「32℃」なので負担がすくない

顔の表面温度に近い

実は顔の表面温度も、約32℃(32℃〜34℃)なんです。

この表面温度とは風邪を引いた時によく測る「体温」とは別物になります。

体の部位による体温の違いは、以下のようになっています。

「低い」

  • 体の表面
  • 心臓から遠い場所

「高い」

  • 体の深部
  • 心臓に近い場所

ちなみに日本人の平均体温は「約36.8℃」です。(参考:テルモ体温研究所

これはワキの下で測った温度になります。だからワキよりも「心臓から遠く・体の表面」である、顔の温度というのはもっと低くなることに

そしてその温度が「約32℃〜34℃」だと言われているんですね。

実際に僕も顔の温度を測ってみましたが33.6℃でした。この時測った条件は、

  1. 暖かい室内で
  2. 体温計を使って
  3. やや皮膚に抑えるようにして(計測できないので)

というものなので、少し高く出ることを考慮するとやはり32℃〜33℃くらいになりそうです。

「顔の表面と同じ温度くらいのぬるま湯で洗顔する」というのは、1番自然で肌に負担が少ないのかもしれませんね

「熱いお湯」や「冷水」での洗顔について

蛇口から出る熱めのお湯と冷たい水
なほ

でも、熱いお湯で洗顔したり、逆に冷たい水で洗顔するのが良いなんて話も聞きますよね?

ハダミス

今はいろんな情報があるからとまどうよね、ちょっとその2つの洗顔についても見ていこう。

熱めのお湯洗顔はメリットはあるがリスクも

お湯洗顔は現時点ではリスキー

たとえば「42℃のお湯で洗う洗顔法」なんていうものも存在します。

ストレスから体を守る「HSP(ヒートショックプロテイン)」というタンパク質を増やすことができ、美肌にも効果的だというのがこの方法ですね。

興味深い研究ではあるんですが、しかしまだまだ情報が少なすぎるかなと。

特に洗顔に関しては、

  • 肌の乾燥は心配ないのか?
  • 高温による皮脂の流れすぎは?
  • 手順もやや複雑だしまちまち

こういった心配もあります。

逆にぬるま湯洗顔に関しては、手順も確立されていますしデメリット(リスク)も特に見当たりません

なので現時点では、ぬるま湯洗顔を当サイトとしてはおすすめします。

とはいえ色々とスキンケア対策になる可能性は秘めているので、今後の情報には注目しておきたいですね。

冷水洗顔の引きしめ効果は薄くむしろ刺激に

メンズは冷水洗顔やりがちなので注意

「朝は眠気覚ましにもなるし、なんとなく肌に良さそうだから冷水で洗顔してる!」

なんてメンズはけっこういるんじゃないでしょうか。

なほ

わたしも「冷水で毛穴を引き締めると良い!」なんて聞いたことがあります。

ハダミス

残念だけど、科学的には証明されてないんだ。

毛穴には「立毛筋(りつもうきん)」という筋肉がついています。

寒さを感じるとこの立毛筋がはたらき、毛穴(毛孔)が狭くなって熱を外に逃さないようにしますがあくまで一時的なものです。

「毛穴が引き締まり目立ちにくくなる」「シワになりにくい」ということはありません。

  • 皮脂や汚れの洗い残しにつながる
  • 冷水は肌との温度差が大きいので刺激になる

このようなデメリットもありますし、冷水洗顔もおすすめしません。

洗顔後の仕上げにわざわざ冷水をつけるメリットもないと言えるでしょう。

ハダミス

洗顔後は冷水じゃなく「化粧水」でしっかりスキンケアしてあげようね♪

化粧水をまだつかっていないメンズは、以下の記事を参考にスキンケアをみなおしてみましょう。

洗顔に使う水温調整のコツ

32℃を指す水温計と洗面器に入った水
なほ

でも、32℃って言われても正直よくわかりません…。

ハダミス

そうだよね。じゃあ温度の上手な調整方法についてもチェックしてみよう♪

それでは水温調整のコツを見ていくことにしましょう。

まず手で触った感覚的には「ストレスではないけどちょっと冷たいかな」と感じるくらいです。

温かくて気持ちいい〜ずっと触ってたいな……。

そう感じるのであれば、それは熱すぎる可能性が高いです。

普段水の温度ってあまり気にしませんよね。

気温とゴッチャになることもあって「30度以上」だとけっこう温かいイメージをもつ人も多いんじゃないかと。

そこで分かりやすいように身近な水温を3つ出してみました。

  • 屋外プール 「約26℃」
  • 屋内プール 「約30℃」
  • ぬるめのお風呂 「約38℃」

屋外プールってかなり冷たいですよね。しかしそれでも「26℃前後」くらいの水温があるんです。

そして一般的なお風呂の温度は40℃〜42℃ですが、半身浴などに使うぬるめのお湯でも「38℃くらい」はあります。

つまり32℃の水温とは、

「プールとぬるめのお風呂のちょうど中間」

ということになるんですね。

どうですか? 32℃がイメージよりけっこう冷たい水温だということがわかってもらえたんじゃないでしょうか。

水温計を使うとわかりやすい

タニタの料理用水温計

正確な感覚をつかむには水温計を使ってみるのが1番です。

「そこまでする必要あるか?」と思うかもしれませんが、

このくらいの温度で本当に大丈夫かな……? 一体これ何度だ??

と洗顔の度に不安になるくらいなら、何回か実際に測って体感してみる方が絶対良いです

かくいう僕も水温計を使って覚えたので、今ではかなり自信を持って洗顔の温度は調整できてます。

「料理好きな人」や「熱帯魚を飼っている人」などは、水温計を持っているかもしれません。

なほ

買うのはもったいないですし、まずは家族や友達に聞いてみるといいですね♪

また、買う場合でも「1000円前後」でデジタルの水温計が入手可能です。

  • お肉の中心部の温度を測る
  • 美味しいコーヒーを入れるためのお湯の温度を測る

こういう使い方もできるので、料理好きな人なら持っておくのもいいかもしれませんね。

水温計を使ってぬるま湯の感覚をつかむ際には「32℃ぴったりじゃないとダメ!」と神経質にならなくてOKです。

「大体32℃〜34℃くらい」の感覚を手に覚えさせるように練習してみてください。

ハダミス

流水や洗面器で数回ためしてみるだけでも、けっこう感覚がつかめるようになるはずだよ♪

※100円均一でも水温計は売っていますが、アナログ式で正確な温度がわかりにくいのであまりおすすめしません

洗顔を「ベストな温度」でおこなって肌の負担をへらしていこう♪

温度設定の重要ポイントまとめ

というわけで今回は「洗顔時の温度設定」について解説していきました。

32℃のぬるま湯洗顔をおすすめする理由は3つです。

32℃のぬるま湯がベストな理由
  1. 汚れや余分な皮脂を落としやすい
  2. 乾燥など肌への負担は少ない
  3. 顔の表面温度も約32℃

細かい部分に思えますが、肌を守るために温度調整もすごく大切なポイントです

「冷たい水で汚れが落とせてなかった人」

「温度が高すぎて肌に負担をかけていた人」

そういう男性は多いと思うので、ぜひ今晩から32℃のぬるま湯洗顔を意識してみてください。

ハダミス

洗顔の負担をへらすためには「ゴシゴシ洗いをやめること」や「肌悩みにあった洗顔料をつかうこと」も大切だよ。

この機会にあわせてチェックして、正しい洗顔で肌をととのえていきましょう♪

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