メンズの肌を守るために欠かせない「日焼け止め」ですが、
- スキンケアのどの順番で塗るの?
- どれくらいの量を使えばいい?
- クレンジングで落とすべき?
このような疑問を持つ男性も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、男性向けに日焼け止めの正しい塗り方を1からわかりやすく解説します。
「塗る順番」や「使う量」「落とし方」までばっちりマスターして、紫外線ダメージを防ぎながら清潔感のある肌に整えちゃいましょう♪

ハダミス
年間100種類近くの化粧品をためす「メンズコスメ」の専門家。スキンケアマイスター・美容薬学検定1級などの資格所持。プロフィール詳細
▼ 動画でも解説をしています
男性が日焼け止めを塗る順番はスキンケアの「最後」

男性が日焼け止めを塗る順番は、基本的にスキンケアの最後です。
- 洗顔
- 髭剃り(するなら)
- 化粧水
- 乳液
- 日焼け止め
日焼け止めは肌を紫外線から守るものなので、タイミングはなるべく後まわしというわけですね。
化粧水や乳液ではなくオールインワンジェルを使う場合でも同じです。
ただし、もしメイクをする場合には「日焼け止めの後に化粧」をしましょう。
ハダミスまた「化粧水」と「乳液」も、乾燥による肌悩みを防ぐための大切なスキンケアです。
まだ保湿ケアができていない男性は、この機会に日焼け止めとあわせて始めたいですね。
各スキンケアの「順番」や「使い方」は、以下の記事でくわしく紹介しているので参考にしてみてください。

昼休みのタイミングで塗り直してあげると◎

補足しておくと、日焼け止めは朝に塗るだけでは不十分です。
こすれたり、汗をかいたりして落ちてしまうからですね。
朝に日焼け止めをつけたら、最低でも昼休みくらいにはもう1度塗り直してあげましょう。
なほ塗り直しには、手が汚れない「スティックタイプ」なども便利です。
日焼け止めの失敗しない選び方は「メンズ向け!人気のおすすめ日焼け止め5選」でくわしく解説しているので参考にしてみてください。
男性にぴったりな、ストレスなく使える日焼け止めも厳選して紹介しています。

男性の日焼け止め正しい塗り方5ステップ

それでは「日焼け止めの正しい使い方(塗り方)」を見ていきましょう。
使う日焼け止めの種類によっても違うのですが、ここでは一般的なミルク・ジェルタイプを例に解説します。
- ボトルを振る
- 1円玉サイズを手のひらに取る
- 指先で顔の5点に置く
- ポンポンとやさしく広げる
- もう1度同じ量を塗る
手順1.ボトルを15回程度振る(2層タイプの場合)

まず「2層タイプの日焼け止め」は、使用前によく振っておきましょう。
カチャカチャと音が鳴る強さで、しっかりと15回くらい振ればOKです。
この「2層タイプ(2層式)」とは、容器の中で水分と油分にわかれているタイプですね。よく振らないと分離した状態で出てきてしまうので注意です。
なほ振る必要があるかは「ボトル」や「説明書」に書いてあるので安心してください。

ちなみに「ジェルタイプ」などで、振らなくてOKな日焼け止めもあります。
手順2.1円玉サイズの量を手に出す

日焼け止めを1円玉サイズの量手のひらに出します。
使う量がすくないと効果が半減してしまうので、ケチらずに目安量通り使うのがポイントですね。
日焼け止めの使用量については、環境省の「紫外線環境保健マニュアル(2015)」を参考にしています。
手順3.顔の5点に均等にのせる

指で日焼け止めを以下の5点に均等に置いていきます。
- おでこ
- 鼻
- あご
- 左の頬
- 右の頬
いきなり全体に塗らずに、先に5点に分けておくことで塗りムラを防げるからです。
手順4.指の腹でやさしく伸ばしながら塗る

5点にのせた日焼け止めを、顔全体に広げていきましょう。
この時は「手のひら」ではなく「指の腹」を使うのがおすすめです。
手のひら全体に広げると日焼け止めが手に残りやすく、顔に十分な量を塗りにくくなってしまうからです。
なほ使う指は「中指と薬指」がおすすめです。余計な力が入りにくくやさしく塗れますよ。
塗り方はいくつかありますが、塗りムラを防ぐためには次の流れがおすすめです。

- 円を描くようになじませる
- さらに顔の内側から外側へ伸ばす
花王の研究でも、この方法は塗りムラを減らしやすいことが確認されています。
なお、日焼け止めはポンポンと押さえるように塗るやり方もあります。ポロポロしたカスが出やすい場合や、乾燥・摩擦が気になる場合はこちらの方が合うケースも。
ただし慣れないと塗りムラができやすいため、初心者の方はまず「円を描きながらなじませる方法」から試してみましょう。
手順5.【重要】もう1度同じ量を塗る

超大切な5つ目の手順が「もう1度同じ量を塗る」ことです。
1回しか日焼け止めを塗らずに、使用量が足りてない人も多いので注意すべきポイントですね。
参考にしている環境省の「紫外線環境保健マニュアル(2015)」でも以下のようになっています。

上記の量を1度に付けようとすると、量が多いため塗りムラにつながりやすいです。
めんどくさそうだと思うかもしれませんが、慣れたら楽勝なのでぜひ2回に分けて塗る方法を覚えておきましょう。
ちなみに、実際に使ってみるとわかりますがけっこうたくさんの使用量になります。
なほもしベタつきや不快さを感じるなら、1度日焼け止め選びを見直してあげましょう。
ハダミス使用感でストレスがあると続かないから、挫折せずに続けるためにはこれも重要なポイントだよ。
男性の場合はそもそも皮脂も多いですし、ベタつきにくい日焼け止めを選びたいですね。
「ベタつきやテカリのすくない日焼け止め」も別記事で紹介しています。

首の日焼け止めも忘れずに
首は普段から露出していますし、年齢と共にシワも目立ちやすいポイントです。
つい忘れがちですが、顔を塗ったらその流れで首にもつけてあげましょう。数点において手のひらで伸ばせばOKです。
体(腕や足)の日焼け止めの塗り方

体に塗る場合は、日焼け止めを容器から直接肌に出してOKです。
顔のように点置きするのではなく、腕や足に線状に出してから広げましょう。
塗り方の基本は顔と同じです。

まずは円を描くようになじませ、最後に直線的に伸ばすことで塗りムラを防ぎやすくなります。
なお、足のように広い範囲は指ではなく「手のひら」で塗って問題ありません。指だけで塗ろうとするとかえってムラになりやすいためです。
- 顔や手の甲など細かい部分は「指の腹」
- 腕や足など広い部分は「手のひら」
というように、塗る場所に合わせて使い分けてあげるとベストです。
男性の日焼け止めの落とし方(クレンジングは不要?)

日焼け止めの落とし方は、意外と見落とされがちなポイントです。
最近は「石けんで落とせる」と書かれた日焼け止めも増えていますが、実はウォータープルーフタイプや密着力の高いタイプはクレンジングが必要になることもあります。

日焼け止めが肌に残ると、ニキビや赤み・毛穴目立ちなど肌トラブルの原因になる場合もあるため注意しましょう。
「クレンジングが必要なケース」や「日焼け止めにおすすめのクレンジング」については以下の記事でくわしく解説しています。


【男性にも必要】日焼け止めとは肌の老化も防ぐスキンケア

そもそも、なぜ男性にも日焼け止めが必要なのでしょうか?
日焼け止めは「紫外線から肌を守るためのスキンケア」だからです。
男性も美容面でとくに知っておきたいのが、紫外線はシミやシワ・たるみなどの肌老化に大きく関わっていること。

肌は年齢とともに変化していきますが、その老化現象の多くは「紫外線を浴び続けること」が原因だと考えられています。
この現象を「光老化(ひかりろうか)」と呼びます。
ハダミス光老化については、いろいろと興味深い研究データもあります。
たとえば、年間の日光量が「約1.5倍」違う以下の2つの地域に住む女性を対象にした研究です。
- 秋田市(日本の北)
- 鹿児島市(日本の南)
2つの地域で女性の肌を比べると、45歳以上の人のシミ・シワについてはなんと「約10歳分の違い」が確認されました。
その違いをシミュレーションした画像が以下です。

こうして見ると、目のまわりのシワや全体的なシミがかなり違いますよね。肌の色もくすんでいます。
しかもこのデータは、農業などの特別な屋外活動をしない人を対象に行われたもの。
つまり「外で仕事をする人」や「積極的にアウトドアを楽しむ人」では、さらに肌の年齢差は広がるということになります。
なほ「健康面」や「美白」という点以外でも、UVケアはとても効果的なんですね。
ハダミス「黒くなるのを気にしない男性には必要ない」というわけではないんだね。
冬でも日焼け止めは必要

なほそういえば日焼け止めって「いつからいつまで」使えばいいんでしょうか?
結論からいうと、日焼け止めは冬でも使うのが理想です。
まず見て欲しいのが以下のグラフ。気象庁の解析した、東京における年間の「UVインデックス」の推移になります。
ハダミスUVインデックスとは「紫外線の影響」を数値化したものだよ。ワールド基準の指標なんだ。

グラフを見ると、3月〜10月はすべて「3.0(中程度)」以上なのが分かります。
夏以外もけっこう高いんですよね。そして環境省によれば「3.0以上」では、帽子や日焼け止めなどの紫外線対策を推奨しています。
また上のグラフはあくまで平均値。冬場でも、天候によっては3.0を超えるでしょう。
なほでも、1年中日焼け止めを塗るのは大変です……
ハダミスたしかに、真夏すら塗ってなかった男性も多いだろうしね。
だからそんな男性のために、もう少しかんたんにできる紫外線対策の目安を作ってみました。
- 5月〜8月は毎日日焼け止めをつける
- 春・秋は「雨の日以外」は使う
- 冬は晴れの日だけ塗る
※「外に出る機会が多い人」「南の暖かい地域に住む人」はとくに積極的に
どうでしょうか。
これくらいならなんとかUVケアが出来そうな気がしませんか?
基準としては以下のように、紫外線量が「天気」によって変わることを考慮しました。

日焼け止めをあまり使ったことがない男性は、まずはこの基準を目安にがんばってみてください♪
男性の日焼け止め使用率は6.8%と低い(日常)

ちなみに、メンズの日焼け止め使用率は非常に低いです。
当サイト「ハダミス」が2022年に行ったメンズの日焼け止め使用率に関するアンケートでは、以下のような結果になりました。
- 日焼け止めを使う派は約38%
- 日常的に使っている人は6.8%だけ
普段からUVケアができている男性は、ほとんどいないことがわかります。
理由を見ると「光老化を知らない人」や「日焼け止めの選び方がわからないメンズ」も多かったですね。
また、中には以下のような不安を感じている男性もいました。
日焼け止めをつける男っておかしいと思われそう……
インターネット上でもよく見かける悩みで、意外と気にしている男性は多いようですね。
ちなみに、この点についても女性400人にアンケート調査を行いました。
しかし、日焼け止めを使う男性が気持ち悪いと答えた女性は「4.8%」だけと非常にすくなかったです。

むしろ「清潔感」や「健康」のためにも、積極的にすすめる女性が多かったです。
なほ10〜20代の女子では、そもそも「黒すぎない男性の方が好き」という意見も多かったです。
なんとなく人目が気になっている男性も、安心してUVケアに取り組みたいですね。
男性も正しいUVケアで清潔感のある美肌をキープしよう

以上「男性の日焼け止めの使い方」について解説しました。
最後に大切なポイントをまとめます。
- 冬でも日焼け止めを塗ろう
- 顔の5点に置いて2回に分けて塗る
- 昼休みを目安に塗り直すと◎
日焼け止めは、紫外線によるダメージから肌を守るために欠かせません。
何年後かに後悔しないためにも、ぜひ今日から正しいUVケアを習慣にして清潔感のある肌をキープしていきましょう。
ハダミスまた、日焼け止めは「塗り方」だけでなく「落とし方」も重要です。
落とし方が適切でないと、肌トラブルの原因になることもあります。
「クレンジングが必要なケース」や「日焼け止めにおすすめなクレンジング」も解説しているので、あわせてチェックしてみてください。



