「日焼け止めは洗顔や石けんだけで本当に落ちる?」
「クレンジングを使うべき?」
日焼け止めを落とすのにどの方法が正解か、迷う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、UVミラーでの実際の検証結果を交えながら顔・体の日焼け止めの正しい落とし方を解説します。

「洗顔料や石けんで落とせるタイプ」から「ウォータープルーフなど落ちにくいタイプ」まで分かりやすく紹介。
ちゃんと落とせているか不安な方も、記事を読めばあなたの肌質や日焼け止めに合った方法で安心してケアができるようになるはずです。

ハダミス
年間100種類近くの化粧品を検証するメンズスキンケア専門家。日本化粧品検定1級・スキンケアマイスター資格を所持。プロフィール詳細
動画でも解説しています
日焼け止めの正しい落とし方【まずは表でチェック】

日焼け止めの落とし方を、まずは表でざっくりとチェックしましょう。
落とし方早見表
| 日焼け止めのタイプ | 基本の落とし方 |
|---|---|
| 顔:落ちやすいタイプ | 石けん・洗顔料 |
| 顔:ウォータープルーフなど 落ちにくいタイプ | クレンジング |
| 体:落ちやすいタイプ | ボディソープ など |
| 体:ウォータープルーフなど 落ちにくいタイプ | クレンジングを 検討 |
商品のパッケージや公式サイトに記載されている落とし方を確認することは大切です。
ただし「石けんで落とせる」と表示されていても、実際の落ちやすさには商品によって差があります。
ここが日焼け止めを落とす際の注意点であり、見落としやすいポイントです。この点も含めて、日焼け止めの正しい落とし方をくわしく解説していきます。
1.【顔】石けん・洗顔だけで落ちるタイプ

1つ目は「石けんで落とせる」などの表示があり、実際にも比較的落としやすいタイプの日焼け止めです。
ウォータープルーフではないものや、肌への密着力がそこまで強くないものなどが当てはまります。
こうした日焼け止めは、素直に「石けん」や「洗顔料」だけで落とせばOKです。普段の洗顔よりもすこし丁寧に洗い、すすぎもしっかり行いましょう。

ただし、落としたいからといってゴシゴシこするのはNGです。

実際に検証したところ、落ちにくいタイプの日焼け止めは強くこすってもきれいに落ちるとは限りません。

かえって肌の負担につながる可能性もあります。
なかなか落ちない場合は、無理にこすり続けるのではなく後ほど紹介する「クレンジングを使う方法」も検討しましょう。
「石けんで落とせる」=かんたんに落ちるとは限らない

注意したいのが「石けんで落ちる」と表示されていても、実際の落ちやすさは商品ごとに差があります。
同じ石けんで落とせるタイプでも、ウォータープルーフだったり肌への密着力が高かったりすると石けんや洗顔料だけでは落とし切れないケースがあります。

そのため、日焼け止めを選ぶときはパッケージなどの表示だけでなく、実際にどの程度落としやすいのかも意識することが大切です。
私もUVミラーで日焼け止めの落ち方を50種類近く検証していますが「石けんで落とせる」と表示された商品でも、落ち方にはかなり違いがありました。
洗顔だけでは落ちなくても石けんなら落ちる?

でも、石けんで落とせると書いてあるから「洗顔料ではなく石けんなら落とせるのでは?」
そう思う方もいるかもしれません。
たしかに「石けん」と「洗顔料」は厳密には別物です。

ただし、石けん系の洗浄成分をベースにした洗顔料もあり、製品によっては石けんに近い洗浄特性を持つものもあります。
私が検証した中でも「石けん系の洗浄成分をベースにした洗顔料」と「固形石けん」で日焼け止めの落ち方に大きな差は出ませんでした。
また最近では「石けんで落とせる」だけでなく「普段使っている洗浄料で落とせる」といった表示の日焼け止めもありますよね。

そのため、この記事では「石けん」に限定せず、石けん系の洗浄成分を含む洗顔料など「普段使っている洗浄料」だけで落とせるかを軸に考えています。
日常使いの日焼け止めなら、あなたが普段使っている石けんや洗顔料だけで落としやすいものを選ぶのがやはりおすすめです。
2.【顔】ウォータープルーフなど落ちにくいタイプ

次に、ウォータープルーフなど「洗顔料だけでは落としにくいタイプ」の日焼け止めの落とし方です。
最近の日焼け止めは、汗や水に強く肌への密着力も高い商品が多いです。
こうした落ちにくい処方の日焼け止めは、クレンジングを使って落とすのがおすすめです。


先ほど紹介したように「石けんで落とせる」と表示されていても落ちにくい商品もあります。
そのため、メーカー表示は確認しつつも実際の落ちやすさも考えて判断することが大切です。
日焼け止めだけでもクレンジングが必要な理由については、別記事でさらに詳しく解説しています。

落ちにくい日焼け止めにはどんなクレンジングがおすすめ?

補足しておくと「クレンジングを使えば何でもOK!」というわけではありません。
クレンジングにはオイル・バーム・ミルク・ジェルなど様々なタイプがあり、洗浄力も違います。

日焼け止めの処方によって適したクレンジングは異なります。
とはいえ、落ちにくい日焼け止めをしっかり落としたい場合は「オイルタイプのクレンジング」をまず候補にするのがおすすめです。
日焼け止めを落とすのにおすすめのクレンジングや、タイプ別の選び方は別記事でくわしく解説しているのでそちらも参考にしてみてください。

3. 体の日焼け止めの落とし方はボディーソープが基本

体の日焼け止めの落とし方は、普段のボディソープや石けんをベースに考えてOKです。
顔とは皮膚の厚さや性質が異なりますし、衣服との接触など日常生活での摩擦も多め。そのため、顔ほどは神経質にならなくても大丈夫だと思います。
ただし、首や背中などはすこし注意したい部位です。

汗や皮脂・日焼け止めなどが重なることで肌トラブルにつながることがあります。
また、ウォータープルーフタイプなどの日焼け止めはボディソープだけでは落としにくい場合も。
こういったタイプには、顔と同じくクレンジングも検討しましょう。

体にクレンジングを使う場合は、腕や足など広範囲になるため大容量のクレンジングオイルを選ぶのもおすすめです。
また、外出先などで手軽に落としたい場合やクレンジングを使いにくい部分。
こういったシーンでは「クレンジングシート」も選択肢になります。

ただし、シートで強くこすると肌への負担になるためできるだけ優しく使いましょう。
クレンジングシートにもオイルを配合したものなど色々なタイプがあるので、落ちにくい日焼け止めに使う場合は特徴を確認して選ぶことが大切です。
「体の日焼け止めを落とすのにおすすめのアイテム」についても詳しく紹介しています。
日焼け止めが落としきれていないとどうなる?

日焼け止めが肌に残ったままだと、人によってはニキビや肌荒れ・毛穴詰まりなどの肌トラブルにつながることがあります。
そのため、日焼け止めは基本的にその日のうちに適切な方法で落とすことが大切です。
ただし「すこしでも残っていたらダメ」と考えて、100%落とし切ることにこだわる必要はありません。
落とすことを意識しすぎて、クレンジングを必要以上に使ったり肌をゴシゴシこすったりすると、それも肌への負担になってしまいます。
大切なのは「日焼け止めが残ることによる負担」と「クレンジングや摩擦による負担」のバランスです。

たとえば、洗顔料だけで日焼け止めを落としていて特に肌トラブルが起きていないのであれば、無理にクレンジングを追加する必要はないでしょう。
一方で「日焼け止めが残っていると肌トラブルが起こりやすい人」や「明らかに落ちにくい日焼け止めを使っている場合」。
こういうケースでは、クレンジングを使って落とす方がやはり安心です。

「日焼け止めには絶対クレンジングが必要!」
「洗顔料だけで十分!!」
このように一律に決めるのではなく、使っている日焼け止めの落ちやすさや肌の状態に合わせて適切な落とし方を選んであげましょう。
日焼け止めの落とし方でよくある質問(Q&A)

続いて、日焼け止めの落とし方でよくある疑問もまとめました。
Q&A方式で回答しているので、気になる点はチェックして不安を解消しておきましょう。
- クレンジング後の洗顔は必要?
-
基本はメーカーの使い方に従えばOKです。
ただ、個人的には「ダブル洗顔」をおすすめしています。クレンジングだけでは残ることがあるクレンジング剤や汚れを洗顔料で洗い流すイメージです。
その場合は、肌への負担を考えてマイルドな洗顔料でやさしく洗うのがおすすめです。
- 男性もクレンジングを使っていい?
-
もちろんOKです。
男性だからといって特別な落とし方が必要なわけではありません。
落ちにくいタイプを使った場合は、男性でもクレンジングを検討しましょう。
- 日焼け止めが落ちたかどうかわからない…
-
手ざわりや香り・見た目などからある程度判断できますが、完全に落ちたかを自分で判断するのは難しいです。
落ちにくいタイプの日焼け止めを使っていて判断に迷う場合は、個人的にはクレンジングを使ってあげてもいいと思います。
また、人気・定番の日焼け止め50種類近くをUVミラーで実際に検証しているので、商品ごとの結果が気になる方は note の方もチェックしてみてください。
日焼け止めの正しい落とし方で肌トラブルを防ごう

最後に今回のポイントをまとめます。
日焼け止めの落とし方は、まず以下を覚えておきましょう。
- 顔:落としやすいタイプ
→ 石けん・洗顔料で落とす - 顔:ウォータープルーフなど落ちにくい
→ クレンジングで落とす - 体の日焼け止め
→ 基本はボディソープ・落ちにくい場合はクレンジングで
ぜひ「あなたが使っている日焼け止め」と「肌の状態」に合わせて落とし方を選んでみてください。
また、日焼け止めは商品によって落ちやすさがかなり違います。
note の方では人気・定番の日焼け止め45種類をUVミラーで実際に検証し、洗顔料やクレンジングなどでどのくらい落ちるのかをまとめています。

日焼け止めの商品ごとの詳しい落ち方が気になる方は、ぜひあわせて参考にしてみてください。(一部の結果は無料で見られます)

