日焼け止めだけ塗った日は「クレンジング」が必要か悩みますよね。
まず結論から言うと、日焼け止めのみでもクレンジングが必要なケースが多いです。
実は、石けんだけだと落ちていないケースがかなりあるからです。(「石けんで落とせる」と書かれている日焼け止めも含めて)

そこでこの記事では「日焼け止めにクレンジングが必要な理由」から「肌に負担をかけずに落とす方法」まで分かりやすく解説します。
日焼け止めをの落とし残しは毛穴詰まりやニキビの原因になることも。
肌荒れを防ぎながら快適にUVケアをするために、ぜひチェックしてみてください。

ハダミス
年間100種類近くの化粧品をためす「メンズコスメ」の専門家。スキンケアマイスター・美容薬学検定1級などの資格所持。プロフィール詳細
動画でも解説しています
本当に「石けんで落ちる日焼け止め」はどれ?人気35種類をUVミラーで徹底検証(note:一部無料)
日焼け止めだけでもクレンジングは必要なケースが多い

日焼け止めだけを塗った日でも、クレンジングが必要になるケースは実は多いです。
特に「ウォータープルーフタイプ」や「密着力の高い日焼け止め」は、石けんでは落としきれないことがあります。
最近の日焼け止めは、
- 汗、水、皮脂に強い
- 崩れにくい
- 長時間キープできる
といった機能性重視の製品が多いのも理由です。
また、後ほどくわしく解説しますが「石けんで落とせる」と表記された日焼け止めでも、実は残ってしまうケースがあります。
これは「石けん落ち」に明確な基準がないためです。

ハダミス「石けん落ちと言えるレベル」が、メーカーごとに違うですね。
ちなみに、男性の場合も「メイクしていないから石けんだけで十分」と思われがちですが同じです。
むしろ男性は皮脂量が多いため、毛穴詰まりやニキビにつながりやすいケースもあります。
肌トラブルを防ぐためにも、日焼け止めの落とし残しは男女問わず注意が必要です。
日焼け止めが石鹸や洗顔料で落ちないのは「油分」が原因

日焼け止めが石けんや洗顔料で落ちにくいのは、油性成分(油になじみやすい成分)が多く使われているためです。
石鹸や洗顔料は、汗などの「水になじみやすい汚れ」を落とすのが得意。
一方で、日焼け止めに含まれる「紫外線防御成分」や「耐水成分」は油になじみやすいため、石けんだけでは落としきれないことがあります。

食器の油汚れが、水だけでは落ちにくいのと似ていますね。
一方で「クレンジング(メイク落とし)」は油性の汚れを落とすのが得意です。
そのため、落ちにくい日焼け止めもスムーズに落としやすくなります。
【検証】石鹸落ちの日焼け止めの6割が落ちてない
実際に「35種類の日焼け止め」をUVミラーで検証してみました。
その結果、約6割の日焼け止めが石けんだけでは十分に落ちませんでした。

全体的には、ミルクタイプや耐水性の高いものは特に落ちにくい傾向に。
しかし「敏感肌向け」や「キッズ向けのマイルド系」でも、意外と落ち残るものがありました。


日焼け止めの「種類」や「パッケージの表記」だけでは、完全に判断できないのはなかなか厄介ですね。
なお、アネッサやミノンをはじめ「人気の日焼け止め35種類の検証結果」は note にまとめています。

有料ですが、一部の検証結果は無料でも見られるので気になる方はチェックしてみてください。
本当に「石けんで落ちる日焼け止め」はどれ?人気35種類をUVミラーで徹底検証
日焼け止めを落とさないで寝るとどうなる?そのまま寝ると肌トラブルにも

日焼け止めを落とさないでそのまま寝ると、次のような肌トラブルにつながる可能性があります。
- 毛穴詰まり
- ニキビ
- 肌荒れ
- 乾燥
- ベタつき
もちろん「日焼け止めを100%落としきらないといけない」というわけではありません。
生活の中での摩擦や肌のターンオーバーによって、すこしずつ自然に落ちていく部分もあります。
ある程度しっかり落とせていれば問題ないケースも多いです。ただ、落としきれていない状態が続くと肌トラブルにつながる可能性はやはりあります。
クレンジングのやり過ぎも肌荒れにつながる可能性

一方で、強いクレンジングを毎日使うのも肌の負担になるケースがあります。
必要な皮脂まで落としすぎてしまい乾燥や肌荒れにつながるためです。
そのため「とにかく強力なクレンジングで全部落とす!」というのも避けたい。なので個人的には、
- 落ちにくい日焼け止めはクレンジング
- 普段使いは「本当に石けんで落ちやすい日焼け止め」を選ぶ
この使い分けが、肌の負担とのバランスを取りやすくおすすめな方法です。
補足:日焼け止めがクレンジングしても落ちない3つの原因と対策

「クレンジングを使っているのに、日焼け止めが落ちきってない気がする…」
そんな場合は、次のような原因が考えられます。
- 洗浄力の低いクレンジングを使っている
- 乳化ができていない
- クレンジングの量が足りない
まず日焼け止めは、洗浄力がマイルドな「ミルクタイプ」では落ちにくいケースがあります。
そのため、落ちにくい日焼け止めを使った日はオイルタイプなど洗浄力が高めのクレンジングを選ぶのがおすすめです。

また「乳化」ができていないのも、落とし残しの原因になりやすいポイント。
乳化とは、クレンジングになじませた油分に少量の水を加えて油分と水分をなじませる工程ですね。

この工程を入れることで、日焼け止めなどの油性汚れが浮きやすくなります。
クレンジングをなじませたらすぐに流すのではなく、少量の水を顔になじませてからぬるま湯で洗い流してあげましょう。
また、クレンジングの「量」がすくないと汚れも十分浮きにくいです。商品ごとのメーカー推奨量をしっかり使うことも大切です。
「日焼け止めのみ」使う日も基本はクレンジングで落として肌トラブルを防ごう

最後にポイントをまとめます。
- 日焼け止めだけの日もクレンジングが必要なケースは多い
- 特にウォータープルーフやミルク系は注意
- 石けんで落とせるタイプも残るケースあり
- 普段使いは「本当に石けんで落ちやすい日焼け止め」を選ぶ
- 落ちにくい日焼け止めを使った日は、無理せずクレンジングを使おう
なお、35種類の日焼け止めの検証結果は note にまとめています。
「どれが本当に石けんで落ちるのか知りたい」方は、ぜひ参考にしてみてください。


